今回の旅の最大の目的は「水仙の原種に出会うこと」。花の形から“ペチコートスイセン”とも呼ばれているそうです。華奢な葉と、スカートのようなユニーク形の花は、日頃見慣れた園芸種のスイセンとはまるで異なる姿形。それはジャスミンの香りを彷彿とさせ、ニホンスイセンと香りの趣向が異なり、水仙の香りの世界の奥深さに触れました。
心地よい風に吹かれて歩くラベンダー畑。ラベンダーを使った料理、精油の使い方と効果、リラックスした眠りを誘うポプリ。ラベンダーオイルは救急箱に常備しておくと軽い火傷やムカデに刺されたときに役立つなど、生活の中で上手に取り入れる方法を森田洋子先生に教わりました。勉強会のあとは、私達が講師としてリボンで束ね編む「ラベンダーバンドル」作りのワークショップも開催しました。
「本物を知ること」そして「美味しいものを食すこと」は調香師にとってとても必要、ということを学びました。この日のために特別に組んでくださったコースは、見たことがない美しい盛り付け、食したことがない素材と出会い、食材ひとつひとつの活かし方や合わせ方、調和のとれた香りのハーモニーは調香にも通じるところがあり、学び多き時間でもあったのでした。
調香師への扉の会では、様々な活動や
ワークショプ、季節ごとの香りのイベント
なども企画中です。今後の予定はFacebookで
お知らせしていきます。お問合せ下さい。
ワークショップ事例
~オリジナル香水づくり~
地域活動の一環として中崎町で働く
若い美容師の方々に向けてオリジナル香水の
ワークショップを行いました。
初めてのオリジナル香水作り。
香水の素材や分類、バランスの
話しを交えながら香水には様々な
タイプがある事など知っていただきました。
植物から採れた香料の
ほんの一滴を大切にしながら、
種類ごとにムエットで
一つひとつを香っていただき
楽しい体験となりました。
【会長あいさつ】
私たちは本物にこだわり、香りで心を結ぶ
お手伝いをします。
万葉・平安の昔から日本人は
四季折々の自然の様相を愛で、
心を重ねてきました。
月や空を仰ぎ、花や草木の色づきや香りを
つぶさに観察し、その移ろいのなかに想い
を重ね歌に詠みました。
一流の調香師の仕事は
それに大いに通じるものがあります。
花や草木、時には空気の香りさえも表現し、
イマジネーションを働かせて
想いを表現するのです。
香りの芸術を創り出す一流の
調香師は少ししかおられません。
ましてその方々が直々に手ほどきを
して下さることは極めて
稀有なことと言えるでしょう。
そんな中で、私達は幸運にも
森田洋子先生の薫陶を受けました。
一流調香師のセンスを目の当たりにし、
先生の植物への愛と敬意に触れ、
創香の学びだけではなく
日々植物の恵みに
寄り添うヒントをも得ました。
香りは時に、言葉より遥かに
雄弁に語りかけます。
嗅覚は五感の中でも感情に
直接訴える特殊な感覚。
心にダイレクトに響くのです。
大切な人や思い出に。
かけがえのない自分だけの時間に。
とびきりのリボンをかけるように、
"本物"にこだわった上質な香りで
心を結んでみませんか?
私たちは本物にこだわり、
香りで心を結ぶお手伝いをします。
【コンセプト】
新たな創意とあらゆる可能性への挑戦を
継続的に行い、香りの芸術性を
社会に広めることを目指します。
【会長】
西村 美和
【活動予定】
調香師への扉の会®主催の
ワークショップを開催
【活動場所】
福祉施設、教育機関、医療機関、
地域のイベント会場等
【事務局】
〒530-0015 大阪市北区中崎西4-3-9-102
※お問合せはFacebookからお願いします
※「エコール・ド・パルファン 調香師への扉の会」は商標登録しています
登録商標第57293885号